鳥獣被害防止策@ヤギ

昨年の農業新聞記事から

いささか古い記事ですが、農作物への鳥獣被害を防ぎながら農業を頑張って続けている方の記事を紹介します。

長野県小谷村伊折地区では、サル対策でヤギを飼育して成果を上げているとのことです。サルがいる森林と畑の間の3本の電気柵で囲った場所に3頭のヤギを放つことで、サルの農作物への被害はゼロ!そればかりか、イノシシとカモシカの被害対策にも効果があったようです。ただ、ヤギは暑さに弱いので夏にはヤギ用の日よけを作って対応し、冬用のエサは別途確保する必要が出てくるとのことです。

そういえば、幼少のころには集落にヤギが飼われていて、同級生の朝食にヤギのミルクが飲まれていたのを思い出しました。昔の生活の知恵も農作物の鳥獣被害防止に役立っていたのですね。

                                      とくしま生物多様性活動推進機構 事務局