『環境に関係する仕事から減農薬の農業へ』
定年退職後、両親の農地を引き継ぎ農業を続けています。
農産物は、農協や産直に年間を通して出荷できるよう努めています。
農産物は、出来るだけ減農薬と有機肥料で栽培しています。環境の保全に関心があり、多量の農薬使用の弊害が以前から気になっていたので、生産物は減農薬にしたいと思っていました。
山路の農業用水路は、年間を通して清水が流れカワニナ等が生息しており、初夏には蛍が多く飛び交います。このような自然や生き物と共生出来ていることが幸せです。蛍の保護には、用水路の管理と草刈りが必要です。
農業を継続するためには、周辺の放棄農地を増やさないことが大切なので、農地の維持管理が困難な人は、農業組合法人「吉井未来」に農地の耕作や維持管理を依頼できます。
米は、農協指導の品種を栽培しています。子どもの頃は、レンゲが多く作られていたので、、今もレンゲを利用した米作りを続けていますが、食味、減農薬、水管理、肥料バランス等の課題があります。中山間の農村景観を考えながら、地域の農業者と協力して、農業を続けたいと思います。